学研のバイエル4

1からスタートして4に行くには、
やはり根気よく練習を重ねる必要があります。

初心者の1.2を終え、少し難しくなってくる3、
そして、バイエル最終章へ向かっての4は、
付点のつくリズムや8分音符がたくさん出て来て、
課題も多くなってきます。


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ナナちゃんは、コツコツ毎日練習して、
バイエル4が修了しました。

本当によくがんばりました。


ナナちゃん、おめでとう


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お母さんとの二人三脚の賜物です。

お母さんが、
まさか4を終わらせることができるなんて。。
とおっしゃっていましたが、私もとても嬉しいです。

指も速く動くようになり、
確実に読める音符も増えました。


そして、さらに嬉しく、驚いたのは、
いつの間にか聴奏ができるようになっていたこと。

正直言って、ソルフェージュはできないかも?
と、選択肢にすら入れていませんでした。



でも、ある日、メロディアで使っているソルフェージュの
テキストをやってもらったら、全問正解!

急きょ、ソルフェージュをスタートしました。

あ~~~反省
ごめんね、ナナちゃん

この日も、全問正解!
聴き取り難いファ、レなども、ピンポイントで
聴きとります。




ナナちゃんは発語が少ないので、

音楽と言語の脳の分野は、同じか、
もしくは近い場所で発達しているのではないか?と、

多くの子どもたちを教えてきて
自分なりのデータでずっとトライしてきたので、
(私の経験だけで、何のエビデンスもないのですが)

この4年近く、ナナちゃんに対しては
私はほとんど国語と一般常識問題の先生8割、
残りの2割でピアノ、そして、お家での練習は
お母さんに頼ってやってきました。



よく、ピアノで頭のいい子に育てる!
記憶力や集中力を育てる!とPRしますが、
(それは真実ですよ)
ピアノを弾くいくつもの工程を考えると
かなり手順が多く複雑です。

でも、私はその反対も真!也。で、
理解できる考えられる知識知恵があって、
それが下地になり、
またピアノもさらに上達する。

双方向だと考えています。

究極、メロディアの子どものレッスンの目的は、
ここにあります。



なので、徹底していくつかの教材をこなしてきました。

ハノンも記憶と運指をメインの目的に使いたいので
近々スタートしますが、

ハノンスタートの準備も含め、
系列完成の問題を別途ナナちゃんには今、
やってもらっています。


がんばってね。忙しくさせてごめんね。




今日は、お母さんとナナちゃんの辛抱強いがんばりと、
あきらめないで続けて来たことが形になった、
最高に嬉しいレッスンになりました。






ここに、ナナちゃんが来てくれた頃のブログを
貼っておきます。

今となっては懐かしい記録になりました。

最初は場面緘黙症と自閉症という診断で来てくれました。
場面緘黙症という初めてのケースにかなり戸惑いましたが、
(今はお母さんと、どちらでもないね、と話しています)

結局は発達障害の有る無しに関わらず、
時間をかけてその子を知り、

最もベストだと思われるマニュアルを作りつつ、
成長と共に変更を加えながら
進めて行くのがいいんだと、

その確信は今も変わっていません。


5回にも分けて連載してしまったという笑、
当時の私の慌てぶりと迷いぶりを、
またお時間があったら読んでやってください。


2017年、2月、小6になったナナちゃんの
小2の頃の記事です。


1
http://musiclab-melodia.ldblog.jp/archives/50698755.html


2
http://musiclab-melodia.ldblog.jp/archives/50704327.html


3
http://musiclab-melodia.ldblog.jp/archives/50710666.html


4
http://musiclab-melodia.ldblog.jp/archives/50726424.html


5
http://musiclab-melodia.ldblog.jp/archives/50726703.html