ピアノを上達させるためのいくつかの要素を、
今日のレッスン時に説明のため、
少し無理やり3つに分けました。

ピアノのためのトライアングル!


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こんな風に分けると、まさにピアノは全身運動!

頭で理解する理論
どんな楽譜にも細かい指示が並びます。
目もしっかり使います。

聴き込みをすることで表現力を後押しし、
曲の流れや仕上がりを良くする耳の訓練。
右手と左手の音を聞き分ける力なども
必要になって来ます。
美しく歌えることも、美しく奏でることに
繋がります。
これは耳に分類しました。

そして全身運動である練習。
技術を磨く時に、特に姿勢や指の形、
肩や腕の動かし方などは重要。
練習しないのは論外です。

からだ。
しっかり座れる体幹も必要です。

本来、技術と言えど、理論の理解がないと
上手く表現できなかったり、
音の聴き分けはできても、指や姿勢が整わないと
美しい音の出し方がわからなかったりするので、
きっちり分類してしまうには無理がありますが、
出来る限りシンプルに、子どもでも理解できるようにしました。


この3つがまず、三角形で
バランスよく循環していますか?

もしかしたら、技術(あまり考えずひたすら弾く)
だけで前に進めると思っていたり、
ドリルはやるけどピアノはあんまり触らない、
理論が今ひとつ理解できていない、
など、どれかに片寄ると、サクサク進まなくなります。

せっかく努力をするのだから、
バランスよく正しく学び、身につけた方が
間違った方法で練習して何度も直しになるより、
余程効率がいいと思います。

先へ先へ考えを巡らしつつ、
考えて考えて何度もくり返し弾いて完成させ、
イメージすることを伝える楽器がピアノです。
なかなか独学では難しいと思います。

レッスンでは、このトライアングルを
まずしっかりアドバイス!
出会う課題でクリアを目指しながら、
循環よく音が巡るようにしていきます。