だんだん難しくなっていく課題を前に、
「これ、宿題だよ。少し難しいけどできる?」
と問うと、

できると思う!
できる!
やってくる!
かんたん!

とても頼もしく応えてくれる子どもたちが
メロディアにも数名います。

そうすると私が、
「すごいー!○○ちゃんならきっとできるよ!」
と、励ますので、
(心の中では、ホントかな?だいぶ難しいよ。
と思ってる)笑
期待に応えようと、しっかり練習してきます。

でも、私も内心とても嬉しいのです。
軽い言い方だけど、彼らはとてもノリがいいのです。

そうしたら、〇になります。
そして私からめっちゃ褒められます。

そんな時、だいたい彼らは、
どんなもんだい!っていう表情をする時もあれば、
ね?わたしって、天才でしょ?って
おどけて言う時もあるし、
うん、楽勝だったーっていう時もあります。
(かなり苦労してるはずだから、愛しくなります)

そしてたぶん、家でもお母さんに褒めてもらっています。

このサイクルを、私は「根拠のない自信」と
呼んでいます。


でも実際には、彼らの自信にあふれた言葉と
本音は反対で、誰よりも緊張しぃで、不安たっぷりで、
繊細なのかもしれないな、と、
音を聴いていて感じることもよくあります。

ただ、先に強気で「できる!」宣言をしてしまうので、
それに脳が反応して(自分で自分が聞いていて)
身体を動かし、自然と反復練習をさせているように
感じる時があります。


彼らの共通点は
課題に対して慎重なこと。
自立心が旺盛なこと。
弱音を吐かないこと。
緊張しながら弾いていることが
伝わってくること。
アドバイスに、よく耳を傾けてくれること。


いつの間にか?習得したナイスな口ぐせ。
やる前の、できる宣言!
言葉の力!

偉大だなあ、効果抜群だなあと、
子どもたちから教えられます。

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