いつもお母さんと一緒に
レッスンを受けてくれてるはるかちゃん。
この日はお母さんが

「今日はお母さん来ないで。ひとりでやりたい。
ってゆってるんです。。」 

あらま
でも年長さんくらいになると、よくあること。

「はるかちゃん、おかあさんといっしょじゃダメなの?」

「う~ん...どっちでもいいよ

そう言ってニッコリ笑ったので、いつものように
3人でレッスンをスタートさせましたが・・

ナントナク、お母さんに甘えたり
にこにこが止まらないので
じゃあ、一かい試しにじゅん子先生と
ふたりでやってみることに

お母さん、また後でね。


そしたら急に真面目な顔つきになって、
ピアノの前にビシッと座り、準備をしたので

「はるかちゃん、どうしてお母さんいない方がいいの?」

「あのね..ぜったい ないしょにしてくれる?」
(かなり真剣。そして小声。)↑

「うん、わかった。ぜったい ないしょにする。」

「あのね、お母さんがいると集中できないの。」

「そうなん?」

「うん」

「どうして集中できないの?理由教えて。」

「あのね、気がちるの。」


私はおかしいのと感心したのと両方で、
思わず吹き出しそうになりましたが、
はるかちゃんは真剣。

かわいいでしょう?

それに、「どっちでもいいよ。」と答えた
お母さんへの気遣い。

なんて大人なんだ

この日はホントに、最高に集中して
レッスンを受けました。


メロディアに来てくれるようになって、
まだあんまり時間は経っていないのですが、

運指や理論への理解度などを見ていて、
年齢よりもずいぶんしっかりしてると
感じていました。


庭のドングリを拾ってるはるかちゃんに
聞こえないように、お母さんにお伝えしました。

最近、覚えたばかりの難しい言葉を
よく使いたがる、とおっしゃっていましたが、
ちゃんと「集中」という意味をわかって
実行できて素晴らしいです

これからが楽しみです






はるかちゃんにはないしょだよー



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