ステージの上で必要になる習慣を、
練習時から身体に染み込ませておくために
心がけること7つ。

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力を抜いて練習する

力の入り過ぎない演奏、
もしくは歌(脱力)のためには、
なめらかな動きをする身体の要素が果たす
役割も大きいのですが、

そのおおもとは心の持ち方。

まずは演奏する曲、歌う曲、(以下、演奏)
そして、自分が演奏をする時の行為を
意識するところから始めます。

ただ、そう言っても、脳が持つ注意力には限界があります。

技術だけに意識を集中させると、
芸術的な面がおろそかになってしまいます。

楽に演奏する秘訣は、余力を残したまま、
自分をコントロールして音楽を生み出す技術を養うことです。


具体的には、実力に合った曲を選ぶこと。

無理をしなくても済む範囲で練習すること。
(段階を追って進むテキストの使用が有効です。
その時時の課題をクリアしてゆくことです。)

ただし発表会の曲は、ここにスンナリ当てはまりませんね。
自分の、今の実力よりも、数段上の曲に挑むのがほとんどです。

だから、無理をしなくても演奏ができる余力が持てるまで、
弾いて弾いて弾き込む必要があるのです。

夏休みに特訓をしたのも、カードを作って練習しているのも、
うるさく練習!練習!言うのもそのためです。

(細部⇒全体⇒細部⇒)をくり返し、本番で、より良い演奏をするための
余力、余裕を作るためです。
無理しないと弾けない曲が、無理のない範囲で弾けるようにするために、
半年、それ以上の長い時間をかけて練習するのです。

だから、発表会経験者は力がついてゆくのです。


常に力を抜く習慣を身につけて、
自分の奏でる音の質を高めよう!とすると同時に、
演奏から得られる経験の質も高められるようにする。

常に演奏も自分も、客観的にアナリーゼしていく習慣を
身につけることだと思います。

「演奏は難しくはありません。
簡単か、全くできないかのどちらかなのです。」

バイオリニストのカトーハヴァシュさんの言葉です。


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