小さい頃、バイエルやブルグミュラーなどの
テキストによる練習が好きだったかどうか?は
あまり覚えていません。

でも「やらされた感」はあったかもしれませんが
わりとコツコツやっていました。

ただ、ツェルニー30は面白くなかったのを
はっきり覚えています。
なんだか絵面(譜面)が急に難しく感じたのを
覚えています。
それまでのメロディ重視のブルグミュラーとは違い、
格段に音楽性が無くなって、練習一本!になったような
印象を強く受けました。
指番号通りも苦手でした。

ここ数ヶ月、レッスン生数人に話してきましたが、
「なぜ?指番号通りに弾かないといけないのか?」

答えはみんな「間違えないで弾くため」と答えます。

もちろん正解です。
流れが止まることを防ぐためでもあります。

でも、別に2を3で弾いても、間違えることはあまりありません。

実は、もうひとつの答えの正解は、
「自分のクセを取り、どんな曲も弾けるような運指を作る」
です。

みんなそれぞれクセがあります。
そのクセを取り、どんな所へでも自由に指を運べるように
しておくことは、難曲やアレンジが施された
指番号の指定のない曲を弾く時に、大いに役立ちます。

ツェルニーで嫌気がさす子は多いのです。
そこでもったいないことに、ピアノをやめてしまう子も
多いかもしれません。

でもメロディアは、みんなツェルニーを克服してくれています。

ツェルニーさんの生涯は、
(ツェルニーもハノンもバイエルも、みんな人名です。
これを知らないで弾いてる子もいるはずです。
私はあえてバイエルさんと呼んで、
子どもたちに親しみを感じてほしいと思っています。
バイエルさんの気持ちを代弁するように伝えると
一方通行の指示になり難いので、
聞こうとする姿勢につながります。)

ごめんなさい、話がそれました。

ツェルニーさんの伝記は、またググって読んでください。
ベートーベンに3年間師事していたそうです。

そして、ベートーベンが忙しくて、教則本を作る暇がない、
というのを聞いて、自分はほとんどコンサート活動をせず、
多くの教材を書き残した、と書いてあります。

ということは、ツェルニーさんの意向を汲まないで、
好き勝手な音や指番号やスラーを無視して弾いたりすることは
ベートーベンさんにケンカを売ってることだと笑、

先日も生徒さんに話したばかりです。

ちょっと飛躍した話になってるけど笑。

そこを通り過ぎれば、自作の曲でも超難解アレンジ曲でも
自由に弾いていいと思います。

発表会の曲もクラシック、JAZZアレンジ、popsと、
さすがメロディア笑、バラエティに富んでいます。
どの曲も、練習ごとに指番号が変わってしまうと、
本番でミスをする原因を作ります。

初見のうちに、しっかり譜面が見れるように
トレーニングしていきましょう!


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ツェルニーさん


大人になってから、ツェルニーの曲が好きになりました。
綺麗な曲はありません、とご自身でもおっしゃっていたようですが、
疾走感や躍動感、可愛らしい感じのもの、と
豊かな表現の元を作ってくれます。


漫画もおススメです。
個別の伝記もあります。

作家を身近に感じられることは、モチベーションの
上がる原因を作り、なぜ?こうしたのか?
こう弾いてほしいのか?
考える(想像する)元を作ります。

子どもたちのために、ささやかで大きな投資をしてください。

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