子どもは何度も
同じことをくり返して言うことがあります。

ただし、
〇〇買って~っ!と買うまで言う。
〇〇連れて行って~っ!と行くまで言う。
というしつこい系でも、
オウム返し、ひとり言でもありません。


     


もう数年前のある日のレッスン。

幼稚園の小さい組の頃、
その子はレッスン中におもらしをしました。
しかも大きい方。

ふざけてやった、少しわざとに見えました。
でも小さくコロンとした感じだったので、
すぐに片づけることができました。

お母さんは、それはそれは気の毒なほど
謝ってくださって、済んだことだから
アクシデントだから仕方ないのに、
何度も拭いただけでは気が済まず、
絨毯まで取り換える・・と。
(*´∇`*)

いえいえ、そこまでしなくて大丈夫ですよ

。。。。。。。。。。。。。。

それから数年、
私はすっかりそのことを忘れていました。

言葉に上手く自分の気持ちを乗せられないその子も、
ずいぶんお話もできるようになり、
こちらの意図も汲み取って、動けるようになって来ていました。

その子が突然、数か月前から

「じゅんこせんせい、ぼく、うんちしたなぁ。」
と言い出しました。

「ここで。ぼく、うんちしたなぁ。」

あ~そんなこともあったなあ~と。

「そうだね、〇〇くん、うんちしたね。」

「うん。」

それからというもの、その子は毎週毎週、
来るたび、
「じゅんこせんせい、ぼく、うんちしたなぁ。」
と言います。

私もあまり気に留めず、
「そうだね、したね。」と返していました。

でも、3ヶ月たっても4ヶ月たっても、
毎回来るたび言うのです。

~した。という事実だけを、
毎週ルーティンワークのように言うのです。


ある日、また同じことを言うその子の目を見ると、
いつものおどけた感じではなく、真剣な眼差しで、
とても悲しそうに見えました。

「あれ?もしかして後悔してるのかな?
ごめんなさい。って言葉に出せなくて、
何て言ったらいいかわからなくて、
何度も同じことくり返してるのかな?」

そう感じたので、
「いいよ、潤子先生は怒ってないよ、
昔のことだから忘れてたよ。
〇〇くんも小さかったから仕方ないよ。
もう平気だよ、気にしなくていいよ。」

そんな風に伝えると、

「うん!」

ニコッとしてそれだけゆって、
もう何か月もゆってた
「じゅんこせんせい、ぼく、うんちしたなぁ。」
を、次の週からピタっと言わなくなりました。

気にしてたんですね。
ごめんなさい。って言いたかったんですね。
少し大きくなって、自分のやったことが
余程まずかったと笑、後悔したんですね。


子どもが、どんな子でも、
もしこんな風に何度も言うことがあったら、
それをただ、思い出してゆっているのだと捉えず、
何か心の片隅に、その子なりの想いを抱えて
やっとの思いで口にしてる、
もしくは察してもらいたい、そのどちらかはわかりませんが、

何かメッセージがあるのだと
思い当たることがないか、考えてあげないと
いけないこともあるのだと思いました。

定型発達の子どもでも。です。


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