幼稚園の頃から来てくれてる
自閉の男の子(低学年)は、歌が好きです。

ピアノの前で、ひとり言ゆったり歌を歌ったり、
「じゅんこせんせい。じゅんこせんせい。」って
何度もくり返し呼んでくれます。

何度も何度も名前を呼ばれるの、って、
とても幸せな気持ちになります
私は「じゅんこ先生好き」ってゆってくれてると
勝手に思ってるけど、(声のトーンで)
でも、違うかもしれない。
私のその日のご機嫌をはかってるだけかもしれない


そこからは「ボク、弾きます。」と言ったり、
私の質問や促しに、オウム返しに答えて
くれたりしながら、でも指示で動けるので
あ~わかってくれてるんだな、と
少しホッとした気持ちで彼のピアノを聞きます。

もうバイエル50番近くまで進んでいます。
リズムが上手くとれないことも多いので、
オマケの〇の時もありますが笑、
まーまーできていればOKにして進めてきました。


先日、歌を歌い始めたので、
「まいごの子猫ちゃん」
音程が不確かなので、きっとちゃんとは歌えないと
思っていたのですが、その日は試しにピアノで旋律を
弾いてみると、

その音にスッと声を寄せて来て、
KeyChangeができたことにビックリしました。

あ~ごめんね、ごめんね、知らなかったよ、
歌が好きなのに、好きなこと知ってたのに、
どうして今まで一緒にたくさん歌ってきてあげなかったんだろう

ピアノが進めばいい、
どうせちゃんと歌えない、そんな気持ち、
どっかにあったかもしれない。。

ごめんね。。
なんだかとても愛しく切ない気持ちになりました。
自分への後悔も含めて。


そのあとは私がピアノを弾いて、
いっしょに歌ったので大喜び

「きらきら星!」「浦島太郎!」
リクエストに応えながら
彼からしたら楽しい歌の時間。
私からすると、ソルフェージュの時間を過ごしたのでした。

そのあとは、しっかり集中してピアノも弾いてくれました。



でね、あとで聞きました。
「ねぇねぇ〇〇ちゃん、じゅんこせんせい、こわい?」

「うん。こわい・・

わはは。

時どき椅子に座っていられなくて、
時どきふざけておしゃべり止まらなくて、
時どきワークに落書きして

私に叱られちゃいます。

でも、今日の歌で、少し挽回できたかなー?

いや、それとこれとは話は別

それともオウム返しかなー?

わからないので、来週は「じゅんこ先生好き?」
と聞いてみます。
「ううん..ちがう。」とか言われたら、
凹む~
でも彼の発達にとったらいいことだ。




また、歌おうね。



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