もう少し弾いてほしいと思っても、
すぐ飽きてしまう子どもがいます。

少し大きくなっても、大きくなればこそ
余程「弾きたい!」「クリアしたい!」という
モチベーションが高くないと、根気が続きません。

そんな時、集中できないと頭に入らないから
レッスンをやめるのかと言うと、私はやめません

もちろん課題をこなし、合格し、
次に進んでもらうのが目的ではあるけれど、

メロディアの目的は、もう一つあります。

それは、ピアノ演奏を通して、
様々な能力を育てていくこと。

その中の一つに、根気よく!というのがあります。

ただ長時間、横に座って弾かせても、
「嫌だ」「辛い」「やりたくない」の気持ちを助長するばかりで
良い結果は得られません。
これは教える側の、大人の自己満足に終わることが
多いのです。
「こんだけ勉強させた」という。

なので、まず、一回でも弾いたことを褒めます。
そして、もう一回弾いてほしいことを伝えます。
直す箇所も同時に。

具体的に、あと1回、もしくは、時計の針がここに来るまで!
という、見通しをつけてあげます。

大切なのは見通しをつけること。
そして、約束を守ること。
大人がよくばらないこと。

終わったらサッと片づけます。
あえて褒めません。

だって、ホントはもっとやってもらいたいのですから笑。


とても簡単な方法なのですが効果絶大!
この設定時間や回数を、うまく励ましながら
だんだん延ばしてゆくのです。

あの子もこの子も、この方法で伸びてきました。

算数の時も国語の時も、ぜひやってみてくださいね。


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