「ピアノを習うと頭のいい子が育つ。
それはワーキングメモリーが鍛えられるから。」

とは、よく耳にする説です。

じゃあワーキングメモリーって、そもそもどんなもの?
頭がいいってどういうこと?

脳科学研究所のクボタメソッドより、
一部抜粋させていただきます。



スーパーに行って買う夕ご飯の材料
来週のPTAの日時
今夜見るテレビ番組

など、済んでしまえば忘れてもいい記憶(短期記憶)
を覚えておくのがワーキングメモリーの働きです。

相手の言ったことが「ワーキングメモリー」に保存されるから
会話はスムーズに流れるし、
トランプの神経衰弱で、前にめくったカードの場所を
覚えているのも、ワーキングメモリーの働きです。



さて、ここまでは、ピアノを習っている、もしくは、習おうと
している人には、よく知られていることです。


では、このワーキングメモリーの働きを支えている
「前頭前野」の働きをご存じですか?




大脳皮質の全部を占める前頭前野
あらゆる動物の中で、人間は特に大きく発達しています。

最近の脳科学で、運動や行動は、全て前頭前野から始まることが
はっきりしてきました。

行動するか?しないか? いつするか?どんな方法でするか?

一連の行動に対して、いつ、なにを、どうするかを考え、決断し、
具体的に行動することを全て管理し、コントロールしているところが
前頭前野であることがわかってきたのです。

「頭が良くなる」とは、この前頭前野が活発に動くことですが、
ワーキングメモリーを鍛えることで、前頭前野は大きくなることも
わかっています。





海馬の働き

家族や友人の名前。おじいちゃんおばあちゃんの顔。
九九の答え、よく行くレストランの名前や道順など、
覚えておかなくてはいけない記憶を「長期記憶」と言います。

その保存を担っているのが海馬。

この長期記憶は、友人やレストランの名前や九九など、
言葉にできる記憶と、

おばあちゃんの顔や卵を割る時の力加減など、
言葉にできない記憶に分けられます。

どちらの情報も、いったん海馬に送られ、
二つの情報に分けられます。


ピアノレッスンは、

「音階(ドレミ)」は、言葉で表せる情報になり、
「音色やタッチの加減、弾き方」は、
言葉で表せない情報になります。



私は今まで、ピアノレッスンにより「ワーキングメモリー」が
鍛えられることは理解していました。
長年レッスンをしていると、一流大学に受かる子が多く、
その効果も確信していました。

でもさらに、ワーキングメモリーを鍛えることが前頭前野を活発にし、
海馬で、ドレミなどの理論と、音色、タッチなどの表現する力に
分けられていること。

科学としてピアノレッスンの効果が実証され、広まってきたことに、
喜びを感じています。



そう言えば、私の周囲にいるピアノ弾き(30年以上弾いている人たち)の
共通点は、皆、情報処理能力が高く、集中力、瞬発力、判断力、
表現力、想像力、言語能力が特に秀でています。
多芸の人が多いというのも、共通しています。


これからメロディアは、今まで以上に、それぞれのレッスンを通して
技術力/表現力をつけると共に、「頭のいい子を育てる」レッスンを
展開していきたいと考えています。



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