バイエル1-70程度までは、演奏の仕上がり幅の差が狭くても、
中盤戦を越えると仕上がりの質に差がついてきます。
「聴くことで得られる音楽力」編です。
差がつく
1番の理由は、練習量の差。
2番目の理由は、練習の仕方の問題。
3番目は、譜読みがなんとなく苦手。
4番目は、聴くこと。
今回は4番目の聴くことについて。
何度もくり返しここでもお話していますが、
1年聴いたら1年分の、3年聴いたら3年分の、
音のストックができます。
音楽を聴くことは、身体の栄養を摂るのと同じことで、
栄養たっぷりで健康であればこそ、
勉強にも運動にも取り組めるし、精神的にも豊かでいられる。
1-3は今すぐにでも始められるけど、4の聴くことは
長い年月がかかります。
楽譜通りには弾けても、ナントナク音楽性に乏しいかな?
表現力に欠けるかな?
そんな時は、この聴く量が足りないことが多いのです。
バイエルは将来、クラシックを弾くために学ぶ教則本です。
聴いてないのに弾くことは難しいのです。
今、どこまで進んでいますか?
クラシック音楽は毎日聴いていますか?
クラシックは、使っている楽器の数も多く、
音の幅も広く、
表現しようとしているテーマも大きい。
メロディと、心揺さぶるハーモニーのストックは、
情操を豊かにするだけでなく、表現する力の元になります。
ボーカルをやってる人も、いろんな練習をやったけど、
今ひとつ何かが足りない。
そんな時は、クラシックを聴くことをお勧めします。
しっかり聴いてください。
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バイエルの山越え「聴き続けること」
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