「じゃあ、次のところ譜読みして

って言うと、
ピアノから立って、ワークをするのかな?
って勘違いしてしまった子がいました。


あ、ちゃんと説明してなかった私がいけなかったな、
って思いました。


楽譜
譜面
譜読み・・

など、最初から説明をしないで、
何の意識もせず使っている言葉が
たくさんあります。

指示はくり返し、そしてわかりやすく
出しているつもりでも、
指示の元になる類語のある言葉を、
ちゃんと伝えられていなかったのです。

WBに書いて説明しました。


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楽譜と譜面は類語ですが、
ボキャブラリーが増えて来ると、
大人は類語を無意識に使い分けるようになります。

楽譜というと、大きなくくり(一冊の本)で使っていることが
多いのでしょうか?
譜面ていうと、今習っているピンポイントを
指していることが多いのでしょうか?

う~ん・・あまり意識しないで使ってきました

でも、微妙なニュアンスの違いがあります。
日本語にはこういうの、たくさんありますよね。


急に思いつかなかったので、
お母さんに何か例題を考えていただきました


「バラ寿司」と「ちらし寿司」

うんうん、同じようなお寿司だけど、
ちらし寿司だと上に少し高価なお刺身が乗ってて

バラ寿司だと田舎のお寿司?家庭の味?って
ニュアンスがありますね~


ノートとお帳面も使い分けています。
その場の雰囲気もあります。
相手によっても、
何をやっているかによっても違います。

言葉の習得は、同じ場面で、
親や先生などの相手が、くり返し使うことによって、
その意味を覚えていくものです。

でも、

わかっているに違いない、とか、
年齢に応じての思い込み、など、
気をつけて確認しなければいけないな、って
思ったのでした