夏の終わりから、
メロディアに来てくれてるはるきくん。
4ヶ月たちました。

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自閉症のはるきくんは
最初は落ち着かなくて、
席に座っていられなかったり、
ひとり言やよそみをして
お話が聴けなかったり、

ピアノレッスンのコースではあるけれど、
何から始めようかな?と、
いつものように考えました。

私が作ったレッスンに必要なための
〈ピアノ演奏のためのチェックシート〉にも、
あまり〇がつきません。

でも発音は明瞭で、
字も書けるし読めるし、
何かに対する大きなこだわりもありません。
それに歌がとっても上手
音程もしっかりしています。
・・・
こんな風に、できることと出来ないことの
GAPが大きいことも、
自閉症の子どもたちにはよく見られます。


ただ、ピアノが弾けるようになるために
いちばん大切なことは、
私の話を聞けること、
指示に従がって動けること、
これが基本です。

そして、そのための知的発達が
とても重要になってきます。

指先を上手に使えることも必要です。
しっかり鉛筆を持てることも、
指の発達を促し、
ドリルをしたり、鍵盤を叩くために
必要になって来ます。





ここからは、メロディアのお話です。

発達障害の子どもたちと
レッスンをスタートする時、
私は、私がこの子の親なら、
今いちばん、何に困ってて、何を望むだろう?と
考えます。

もちろん、直接お伺いもしますが、
発達に対する様々な不安や心配も多く、
能力の振り幅の差が大きく、
一体何から、どこから、
埋めていったら、成長につながっていくのだろう?と
考えてしまう方が多いように感じます。


そんなことを長年経験して作ったチェックシートは、
すぐにピアノに向かえない子、
ピアノレッスンだけではピアノが伸びない子、
の指針に使用しながら、
レッスンを展開してきました。

もちろん、知的なことだけではなく、
身体がグニャグニャしてる子は
長時間ピアノの前に座れないし、
あまりにも集中力の短い子は、
時間を伸ばしていくことから始めなくてはいけません。

でもこれらのことも、知的発達と共に
改善されてくるようにも感じています。

ただ、知的発達をグンと伸ばそうと思ったら、
ひたすら経験させることです。


机の上のプリントは復習、そして確認。

雪を知らない南国の子どもに、
冷たいのよ、白いのよ、冬って寒いのよ、
と言っても、???・・でしょ?

雪が降ったら、降ってくる雪を眺めて
さわって、口を大きく開けてたら、
いっぱい飛び込んで来ます。

もしうっすらとでも積もったら、
小さな雪団子をいっしょに作りましょう。

塾にやるのも大事なことだけど、
お家で、ご両親が、いっしょに経験と体験を
積んでこそ、プリントに結びつきます。






さて、はるきくん。

大好きな歌の時間。
この日は、机の前で
「ピアノ弾く」と言ってくれました。

自分でカードを選びます。
今は季節のお勉強をしています。
冬にちなんで、お正月の歌を選びました。

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自分でカードをピアノに置きます。

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カレンダーで曜日や日付を確認します。

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右左を覚える歌です。
歌に合わせて、肘、膝、踵のような
覚えにくいところも覚えていきます。
お母さんにお手伝いしてもらっています。

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来年のクリスマス頃には、
どんなことができるようになってるかな?

楽しみにがんばりたいと思っています