少し遅れて、チョコビあんちゃんの補講です。


前回、
宿題はちゃんとやってきてるのですが、
なんとなくちゃちゃっと仕上げた感があったので、
次からしっかりと練るようにゆってありました。

その時はちょっと不服そうな顔つきで
帰ったあんちゃんだったけど
そこはもう長いつき合いです。

今回はよく考えて習った文法を使い、
いっしょうけんめい考えて
宿題を仕上げて来ていました。


私は宿題の出来不出来よりも、
ひとりでよく考えて取り組んだ、
あんちゃんの素直さとガンバリを
うんとほめました

とってもうれしそうでした


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あんちゃんの宿題です。
3つ書いてきてくれました。



蚊取り線香


工場の煙突みたいな煙の蚊取り線香
ゆらゆら踊っているみたいだ

私はゆったりにおいをかいだ
鼻がムズムズした





夏祭り


(例えば)
私が焼きそばを食べようとして頼んだら
牛みたいな大きさくらいの焼きそば

牛が食べるみたい

私は大きく匂いをかいだ

鼻がおいしいと言ってるのかと思った





たなばた


強風にゆれてるたなばたの笹
踊ってるみたい

なんだか熱~い温泉に
ゆったりと入っているようだった





今回、6人とも全員が
テーマと規制のある中での作詩でした。

最終できあがったのを見ると、
文法を理解しているか?いないか?を
知ることができます。

と、同時に、

あ~みんな、頭の中で、いろいろ思い出して
想像したんだな、考えたんだな、
ってことが、よく伝わってきます。


考えて、考えて、悩むこと。

それが当たり前になること、
しんどく感じても、
出来上がるまでねばれること、
練れること、

思いついた言葉を他の言葉に変えたり、
長すぎないか?
わかりやすいか?
想像してもらえるか?
共感してもらえるか?


この根気が大切なんだと思います。




キラッと光るセンテンスが、
みんなの詩の中にいくつもあります。


いつか使える日がくると思います。

とっても素敵なネタ帳です