阿波踊りが始まりました。

今年はお盆前にお墓参りを済ませたので
少しのんびり過ごせそうです。


ところで阿波踊りと言えば
「にわか連」ってあるでしょう?

観光客の方とか
誰でも参加できる、まさににわか連。

こういう気安さが、
阿波踊りのいいところですよね



ところで
この「にわか」って言葉、
ときどきピアノのレッスンに
あてはまるような
「にわか練習」の生徒さんがちらほら

その時だけ練習

あ~悲しい(´;ω;`)


「どうぞ」って言うと、
どうにか間違えないで弾くのだけれど、
なんとなく音が固くてぎこちない。

う~ん、、
ピアノの先生歴長い私は
こまかされません

この音は、あんまり練習してなくて、
レッスン来る前に必死になって
ババッと弾いてきた音

間違えないで弾くことだけ
目的にしてる音

す~ぐバレちゃいます。

一週間で何回、何分弾いたかも、
だいたいわかります。

なので、
「もう一回弾いてごらん」と言うと、
ぜんぜん弾けなくてボロボロ・・

弾けば弾くほど弾けなくなります。

「あ~この子はにわか練習してきたなー
って思います。
せっかくのレッスン時間、
もったいないです。



反対に、よく弾いて来てる子は
最初は緊張して少し間違えても、
自信のある柔らかな音を出します。
こなれた音です。

「もう一回弾いてごらん」と言うと、
だんだん調子が上がってくる。

なので、強弱をつけたり
テンポを調整したりしながら、
仕上げに向かえるのです。


「にわか練習」はダメです

練習があまり好きじゃない子もいます。
特に今はコンサートが終わったばかりなので
モチベーションも下がっています。

もちろん来年も何らかのイベントはやるつもりです。

だけど、近い予定は誰にでも見えやすいので、
イベントがないとあまりがんばれないとなると、
ショートの継ぎはぎな練習になってしまいます。

上達は見込めません。


それよりもできるだけ、
先の喜びを感じて想像することを
教えてあげましょう。

長く持ち続けられる喜びと楽しみという
モチベーションを与えてあげましょう。

練習した先には、
どんなにうれしい楽しいことが待っているか、
話してあげてください。

コンサート、you tube、CD、
今はあふれるほど音楽に接する機会があります。

モチベーションを上げる言葉かけや
働きかけをしてあげてください

もちろん私からも話していますが、
お家にいる時間の方がだんぜん長い。

まずご両親が、ピアノや音楽に対して
どんなビジョンを持っているか?は、
上達の大切なキーワードになります。


そして、やっぱり、
ちゃんとしっかり
目を見てゆってください。

「練習しなさい


我が子のためです



お盆明け楽しみにしています

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