注意力2!

注意力は、特に読譜の時や
ミスタッチの多さなどに現れます。

3年以上ピアノを習っているようであれば、
そこそこの注意力は身についていてほしいけど、
やはり個人差があります。


見る

頭に指令を送る

考える

止まる

行動に起こす
(弾くなど)


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私は注意力が
もう少しほしい子どもには


「よく見なさい」

「わかったら
頭に指令を送りなさい」

「すぐに行動に移さずに(弾かずに)
止まって考えなさい」
「合ってるかどうか考えなさい」

「大丈夫だと思ったら弾きなさい」


時々、こうしてゆっくりと
できるだけミスのないように、
ゆっくり読譜させたり弾かせたりします。

やってほしいことを、
起こしてほしい行動を、

抽象的なことも含め、
ひとつずつ
わかりやすく
細かく言葉にします。

どんなことにも使えます。




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注意力不足の子どもは、
ピアノでもささっと
速く弾いてしまおうとするので、

間違えて変な音になると
本人がイライラしてきて

直す

また見ない考えないで弾く

さらに間違える

だんだんミスが多くなる

ピアノが嫌になる

の負の連鎖に入っていきます。


ちゃんと楽譜を理解しているなら、
一度止まってもいいから、
見なさい、
考えなさい、
完全に合ってると思ってから
弾きなさい。

少し時間をかけてレッスンをします。


曲の流れが止まるのは
いいことではありませんが、
間違いだらけで弾き直した曲よりも、

ゆっくりでも正確に弾いて、
それを何度も練習して通常のテンポに
持っていくのが近道です



視覚と聴覚がリンクしてるピアノ演奏は、
初心者でも、初心者だからこそ、

きれいな音やハーモニーで
奏でようとする努力がとても大切です。


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