音楽で身につく力!

判断力(決断力)


発表会では、いつも使っている
自分のピアノで弾くことはできません。

そのため、
どんなピアノでも、響きやタッチなどを
一瞬で考えて弾く判断力が必要です。


また会場の響きやピアノの音色などは
さまざまなので、
いつも練習している通りに弾くだけでは
良い演奏にならないことが多くあります。

でも、場数を踏まない慣れないアマチュアが、
ピアノや会場の雰囲気で自分の演奏を
変化させることなどは、急には無理です。


そのため、メロディアではいつも、
お客さんに聞こえる音の誤差をなるべく
少なくするために、PA(音響さん)に
入っていただいています。



また、ボーカルの人にとっては、
PAさんなしで歌うことはとても難しいのです。
なぜなら、司会用の会場備え付けのマイクで
歌は歌えないからです。

カラオケをかけてもらうこと、
カラオケとボーカルのバランスをとってもらうこと、
MCのタイミングでONとOFFをしてもらうこと、
・・など、音響さんなしの発表会は、
メロディアでは考えられません。


できるだけみんなに安心して演奏してもらえる
良い環境を作ること。
それを考えることも、
先生としての大切な役割のひとつだと
私は考えています。


ついでですが、
リハーサルは全体の流れの確認だけではなく、
上記のようなタイミングをPAさんや照明さんに
ご理解いただいて、本番でスムーズに
サポートしてもらう必要があります。

お客さんのいない会場と、
お客さんの入ってきた会場とでは、
音の響きが変わります。

それはお客さんの洋服などに
音が吸収されるからです。

その誤差も、PAさんは計算して
リハーサルに臨んでくださっています。

今回のリハーサルは、
前日(土)を予定しています。


    


お話が少しそれましたが、

その場に合わせた適応力、
また万が一ミスをした場合でも、
できるだけカバーしていくとっさの判断力、
決断力が大切です。

日頃のレッスンで、どのように直すのか
わかっていなくてはいけません。

ピアノや歌、その他の楽器演奏の継続は、
さまざまな判断力を磨いていくことになります。


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徳島県徳島市
Music Lab Melodia
ミュージックラボ メロディア
川原 潤子