ちゃん、
ね?本当はお話できるでしょう?
この前、お母さんとお話してるの聞いたよ、
かわいい声だね

ちゃんは喉のお病気なの?
声のお病気なの?
だったら話せなくていいよ、仕方ないもん。。」

「でも、お病気じゃないでしょう?
ホントはご挨拶も全部できるでしょう?

(yesでうなずく)

先生やお友達や、いろんな人がちゃんに
こんにちは!ってゆってくれてるのに、
黙ってるのはダメです、失礼です。

ちゃんとお話ししたい、
ちゃんに、いろんなこと教えてあげたい、

みんないろんなこと思ってくれてるんだよ、
でも、自分の好きな人としか話さなかったら
みんなに、
まあ、いいや・・って知らんぷりされるよ、
置いてかれちゃうんだよ、」

一気にしっかり目を見てお話をしました。

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不安?緊張?・・・
たくさんのいろんなこと、
考慮すべきなのかもしれませんが、
だめでもともと。

ひと月ちょっといっしょにいるうちに、
マナーも道理もほとんど理解できていると
思ったので、
ちゃんと正面から話すことにしました。

私は神さまに祈るような気持ちでした。
いえ、祈っていました。

だってもしこの働きかけが
上手くいかなかったら、
彼女の心の中に、悲しい思い出として
残ってしまうかもしれないからです。

でも、話してくれるって信じよう!と思いました。

そしてお母さんには少しの間
席をはずしていただいて、
ふたりでピアノの前に座りました。

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そしていよいよ、運命の瞬間?が
訪れたのです

私はどんな働きかけの言葉がいいか、
どんなテンポとタイミングがいいか、
しばらく様子をみていました。

私が音の長さを説明してるとき、
「ここは二つずつ数えるんだよ、
わかる?」

ってゆったら、またコックリうなずいたので、

「うん、じゃなくて、はい!」

ってものすごい勢いでゆったら、

「はい」

ってそれはそれは、
小さなカワイイ声で答えてくれたのです

わあ~~~
声が聞けた!
私の問いかけにお返事してくれた!

もう大丈夫!

「はい」が出れば、
ここからちゃんとスタートできる!


コワかったのかな?
それとも席をはずしてくれたお母さんが
もう戻ってこない、って真剣になったのかな?

でも理由なんて今はどうでもいい。


めちゃめちゃうれしかった

ホントにホントにうれしかった瞬間でした

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最後へつづく・・







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川原 潤子