初めての挑戦は、わからないことだらけです

ななちゃんは今回、歌うことが初めてでした
学校の音楽の授業で歌ってきたくらいだと
聞きました。

引っ込み思案な性格を直したい、って
スターへの道に挑戦しました

本番の少し前、
「なに歌いたい?」
って聞いても、あまり歌を知らなくて
「どうして受けるの?」ってたずねると
「お母さんに言われたから。。」と答えて、
そのとき私はとても真剣に話しました

小さい子の挑戦ならまだしも、
プロを目指したい子や、
絶対優勝したい子どもたちが
めっちゃ練習して挑戦しても
なかなか結果が出ない中で、
そんな気持ちなら練習しても上達しないから、
やめなさいと言いました。

お母さんも隣でいっしょにお話を聞いてくれました。
もう少しがんばってほしい・・お母さんも
少し悩まれていたようです
でも初めての世界への挑戦なので、
想像ができなかったのだと思います。

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ピアノのレッスンをしているななちゃんは、
自分が前に出ようとする積極さはない反面、
礼儀正しくて控えめで、
今どきこんな子がいるんだなあ~と
会った時から私は感心していました

でもステージに立つとなると、この謙虚な長所が
足を引っぱることもあります。
堂々とした態度も必要です。
難しいですね~その微妙な%


長くこの仕事をしていると、
いろんなタイプの子どもたちに出会います。

どの子もみんな個性的で、
その個性は演奏や歌にそのまま反映されます。
大人も同じです。
つくづく、音楽はごまかしがきかないなーって
思います。

この個性をそのままに、生かして、
音楽を通して伸びていく子どもたちを育てる!が
これまでも、これからも変わらない私の目標です


さて、入賞は難しいと思っていましたが、
舞台に立つことがどんなものか経験をすることで、
ななちゃんの世界が少し拓けるのでは?と
期待していました。

準備期間は一週間。
初めてのレコーディングレッスンで、
自分の歌を聴いてどう思う?ってたずねたら、
「なんかオドオドしてる・・」って
答えたななちゃんでした。

いいんです、それで最初は。
これから少しずついろんな人と交わり、
経験を積むことで自分がわかってくる。
どうしたら自分の描く夢に近づけるか
わかってくる。

自信たっぷりすぎても、
引っ込み思案すぎても、
偏らず、個性がなくてもだめです

でも、どうしたい?って、
どう思う?って聞かれて、
はっきり答えられる人が私は好きです。

カッコいいから、スキだから、
憧れてるから、そんな単純な答えでもいい。

自分の意見も想いも言葉にできない人は、
ピアノや歌の技術はあっても、
やっぱり個性に欠ける、面白みのない
演奏になりがちだからです。

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10/15に本番を終えた夜、
ななちゃんが電話をくれました。

「先生ありがとうございました。
先生のゆってることがよくわかりました。」

っていうお電話でした。ありがとう


次のレッスンのとき、歌を続けて行きたいと
いうことだったので、レッスンシートの用意をしました。
ボーカルみんなの分を作りました。

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歌唱力/ステージング/オリジナリティ/の
三つです。
プリントはもう一枚あります。

レパートリーリストも渡しました。

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これをファイリングしていきます。

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私は順序立てて
最初からやっていくのが好きなので、
まず、大きな声が出るようにします。

と、思ったら、
やっぱり経験は物を言う

なんだかオーデションの前より声が大きくなって、
(それでもまだ小さいけど
少し声に艶が出ていました

大きな声がなぜ大切かと言うと、
小さな声では説得力がないからです。

がんばろうね、ななちゃん


ひとりのレッスン生のレッスンを通し、
私は多くのことを学びます。
教えることは学ぶこと、ってよく言われるけど
実感しています。

音楽は楽しい。
音楽のある人生でよかったと、
小さい頃は泣きながらピアノの練習を
させられた母に、今は感謝しています。

あのとき泣いたから今があって、
あのとき泣いたから音楽を通して
いろ~んな人に会えた。

私にとっての音楽は、
やっぱり親友であり、ときにいじめっ子にもなり、
冷たくもされ、バカみたいに愛され愛し、
追っかけ続けて、
私のそばで、
いつも形を変えて寄り添ってくれています。


今週から新しく男の子がボーカルレッスンに
来てくれます。とても楽しみです(^-^)

がんばります



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