指は丸く

指のつま先で

腕の力は抜いて

肘も手首にも力を入れないで

指の付け根はしっかり力をいれて
立たせて

鍵盤を叩きすぎないで

 

姿勢や指は、急に作ることは出来ません。
何年もかかって、少しずつ整ってきます。

レッスンのたびに、
何度もくり返し直します。


多少の手先の器用さとピアノの上手ヘタは
大きく関係はないと思います。

でも、重いものはお箸と鉛筆以外
持たせたことがないような育て方、
もしくは
家のお手伝いをあまりしていない子、
外遊びの足りない子は、

力の入れたり抜いたりの加減が
感覚的につかみにくいように思います。

結果、ガンガン、ピアノを叩きつけるように
弾くか、
ものすごく力が入るあまり、
聞こえないレベルの音で弾いてしまったりします。

もっちろん上達のためには練習がいちばん!

でもそれだけではつかみにくいことも、
理解し辛いことも、
経験値が理解や行動のサポートをしてくれることは
大人になるとよくわかります。


お手伝いをさせてください。
包丁でケガをしない程度に何か切らせてください。

手伝ってくれたら、とにかくほめて、
手間がかかって汚しても、やらせてください。
そのうち家事の戦力になります(笑)

卵を割らせてください。

野菜を切ってフライパンで炒めてください。

お味噌汁をいっしょに作ってください。

お米もちゃんととぎます。

我が家のたたみ方のルールを教えながら、
お洗濯物をたたませてください。

ヒヨコやウサギをさわらせてください。

上履きは自分で洗わせてください。

砂場でお団子を作らせてください。



これが全てではありません。

でも、家事は段取りが勝負です。
いろんなことに使われた手は、
加減を知っています。

私がレッスン中に例え話をしても、
ポカンとしている子もいます。

親が何もかもした方が楽だけど(笑)
王子様やお姫様にしちゃったらあとが大変!

学問はもちろん生きる力の基を作りますが、
実際の経験に勝るものはありません。

大きなことをさせなくてもいいです。
ただ、毎日なにか習慣として
自分のこと、誰かが喜んでくれるささやかなことを
継続することが大切なんです。

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