ななちゃんがバイエル②を終わらせ、
③に進みました。

ピアノスタートから一年と数ヶ月、
途中でMelodical Timeにも出演して、
よくがんばりました。

おめでとう

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ななちゃんには、ピアノの音に対する
強烈なイメージがありました。

「なぜ?ショパンさんがすぐにスラスラ弾けない?」
のかと、
自分がイメージしている曲を弾くということと
自分の演奏へのGAP、
すぐできていいはずなのに、
思い通りにならない指と、
読めない楽譜と、
左右の混乱、

自己流でやってきた変なクセがあり、
私はまず、その癖を取ることから始めました。


「もぉーっわからん
「できん
「ほなってわからんもん」(;_;)

その苦しみたるや
どんだけピアノが好きなんだろう、
どんだけ弾きたいんだろう・・

どうにかしてあげたい、
何度も思いました。

でも、そのうち教えるよりもケンカみたいに

そんなにイライラしたら、頭には入りません。
きれいな音は出ないよ、
上手にならない。

今のはまちがってる。
できてない。
(でも、できてると言いはる)(笑)
でーきーとーらーんっ!
今日はもうやめなさい。
(でも弾くと言う)

そんな怒りながら弾くのはピアノに失礼です、
やめなさい!
(やめたくない・・

じゃあ先生のお話を聞いて、
ゆっくり、ゆっくり、
まちがえるところだけ先にやりなさい、

・・・はい...  みたいな・・ あはは(´▽`)

そして驚くほど熱心にくり返す。
できるまでやろうとする。

最初の頃はほとんど家で練習して来なかったので、
そのうちメロディアに週2回、来てくれるようになりました。


とにかく楽譜を読めるようにしないと!

みんながやってるワークは、2回やりました。
その頃から、ト音記号がスラスラと読めるように
なってきました。
少し落ち着いてきました。

次はクールダウンすることを教えました。
これには半年以上かかりました(笑)

何度もくり返しの練習をしてるうちに、
できなくなったり、わからなくなったりすることは
誰にでもあるんだよ、
そんな時にイライラしてがんばっても、
成功はしないんだよ、
ピアノが泣いてるよ、

こんなにいっしょうけんめい練習したら
ななちゃんはきっと上手になるから、
ちょっとしんどいな、って思ったら
休憩していいんだよ、

何度も何度もレッスン中に、
同じ内容を言葉を変えながら話しました。



ある日、
とうとうその時がやって来ました。

何度か弾いてると、急に、

「せんせい、あたしイライラしてきた。
ちょっときゅうけいするわ。」

そして床の上にバタンと倒れこみ30秒、

静かにしてるな~と思ったら
急に立ち上がり、

「いけるわ

そして丁寧に弾いて合格!

6月ごろから、急にこんなことが
できるようになったのです。
自分の気持ちを
コントロールできるようになったのです。

そのあとは、スラスラと進みました。

       

メロディアに来てくれる子どもたちはどの子も、
ずっといっしょにいられる仲良しの友だちのように、

くっつきすぎず離れすぎないで
ピアノと程よいインターバルを保ちながら、

一生の心地よい関係を築いていってほしいと
願っています。