発達障害のカテゴリーに入れましたが、
全ての子どもたちに共通のことです。

どうして?

に答える。

ある一定の年齢になると、
「どうして?」
「なんで?」
という質問が出るようになります。

しつこいくらい聞く子もいます。
「は?」
って内容に、質問する子もいます。

でも、

ぜったい、答えてあげてください。
本人が納得するまでです。
お母さんも大変だけど、がんばってください。

できる限りシンプルな答えがいいとは思いますが、
子どもにとって難しい単語を使わないと
話せない内容は、そのまま、その言葉を
使ってください。
子どもは前後の言葉でその意味を理解します。

英文読解で、わからない単語が出てきても、
前後がわかればなんとなく理解できる・・
そんなイメージです。

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自閉症の子どもたちに、
どうして道路でサッカーをしてはいけないの?
とたずねると、ほとんどの子が

「いけないから。」

と答えます。

なかなか「なぜ?」
と、疑問に感じてくれない子、
なぜ?と言葉の出ない子には、
ついでに理由もいっしょにセットにして

結論⇒理由

として覚えさせることが必要です。

ただ禁止をするのではなく、
必ず理由があることを伝えます。

それが社会生活でのマナーの基を作ります。
それは生きる力と、
周囲から可愛がられる子を作ります。

まず頭で理解し、納得する、
人に与えられた大切な能力です。
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音符を覚えるのを面倒がる子どもにも
同じです。

これと言って疑問に感じず、
ひたすらワークをやってくれる子は
そのままにしときましょう(笑)

でも、そうじゃない子は、
本人がくらっとするくらい理由を並べます。

1、かしこくなるから
2、楽譜が読める子は少ないから
3、読めたら大好きな曲が弾けるから
4、弾けたらカッコいいから
5、読めたらどんどん合格するから
6、練習が好きになるから
7、お母さんもあなたに教えてほしいから
8、ショパンやベートーベンのステキさがわかるから
9、有名な曲のメッセージがわかるようになるから
10、作曲ができるようになるから



でもまちがっても、読めたら
「〇〇買ってあげる」はダメですよ、
目に見えないものが、
どれほどの財産になるのかを
教えているのだから。


理由付けは、理屈っぽいのとは違います。
へ理屈でもありません。

分析する力をつけ、しんどい時のモチベーションを
上げてくれます。
目的地へ早く運んでくれます。
継続の力をつけてくれます。
周りに付和雷同しない子になってほしいです。


それでもあきらかにへ理屈やわ・・
と思ったときは、
そんなときは、

あかんもんはアカンのんじゃ~~~っ!

このひと言でOKです

ふだんから、親が面倒がらずに理由づけしてる子は、
アカンもんはあかん、が瞬時に理解できます。
そして自分で答えを探せるようになっていきます。

継続は力なり~(#^.^#)

ではみなさん、いっしょにがんばりましょっ