カテゴリーは「発達障害」に入れていますが、
定型発達の子も同じです。
小さな子ども(個人差があります)は、
まだしっかりと楽譜を目で追うことができません。
これがある程度大きくなっても続いたり、
かなりひどい場合、
(例えばドの場所がいつまでたっても覚えられない)
(字なども目で追いにくい)
などは、認知障害が疑われますが、
大体の子どもは、小さい時は認知能力が低いものです。
なのに、楽譜が読めない、間違える、できない、と
お母さんに叱られるのは悲しいですねー
(ヤメたげてなーかわいそーやけん)
私は、ふざける、だらだらする、なめてかかる、
などの場合は、ピシッと叱ります。
でも、一生懸命やってるのにできない時に、
ぜったい叱ったりしません。
そこはみなさん、辛抱辛抱
自分の子だとイライラするんです。わかります。
でも、できないことを叱るのは✖!
約束したことを取り組まない時に、叱ってください。
もしくは、言い聞かせてください。
それは約束が違うだろ?とヾ(・д・`;)
話がそれました。
こういった認知の訓練の簡単な方法をお伝えします。
1、楽譜や本なら、色分けします。
メロディアは、一段ごとにマーカーで色分けしています。
2、鉛筆や箸、小さなぬいぐるみなどを使って、
見て欲しい方向をなぞっていきます。
3、何かを目で追う(できれば景色)遠いところ、
鳥、空、雲、なんかの自然、でかいもの、
テレビ、DVDなどは、控えめに。
勝手に向こうが動いてくれるものは、あんまり意味がないです。
4、家の中では、例えば本箱や食器棚などの、複雑に物が
置いてある所の物を、指示で取ってこさせます。
これは、上から2段目の左から3番目、とか、いちばん下、とか、
大切な場所を見分ける訓練にもなります。
頭も使います。記憶のトレーニングにもなります。
5線譜を見分ける訓練にもなります。
まだまだたくさん工夫すれば、いろんなことが
手間をかけないでできます。
聴く、見る、触る、臭う、味わう、
五感のトレーニングの中でも、
聴く、見るは、いちばん最後で、いちばん多くの
訓練を必要とします。
ピアノは、この二つを徹底的にトレーニングできる
素晴らしい習い事でもあると思います。
小さな子どもの視え方
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