ピアノレッスンをスタートしてから、
多くの生徒さんたちと出会ってきました。

新しいレッスン生の方と出会うたび、
新しい曲と出会うたび、
それは年齢や性別や国籍や障害のあるなしの、
そんなことはど~でもよくて、
ぜ~んぜん関係なくて、

ひとりひとりを大切に、しっかりと向き合うことを
大切に取り組んできました。

どうやったら生徒さんにとって、取り組む曲が、
その人を成長させ、なおかつ、その人の良さを
引き出すことができるのか?
そういったプロデュース的なことまで、
考えながら向き合ってきました。


昔、音楽療法の講義を受けていて、

もしクライアントに改善が見られても、
それを自分が関わったからだと思わないこと。
もしかしたら、音楽も役に立ったかもしれない、
と、思うこと。

そんな風に教わりました。
これは今も、私の心の底に流れています。

教えることも、そして音楽を奏でる立場にあっても、
音楽と関わることは、常に謙虚であれということ
なのだと思います。

素晴らしいミュージシャンであればあるほど、
まだまだです。。とみなさんおっしゃいます。
そして、大変な努力をされています。

私も、少しでも前に進みたいと思います。

2007_05_05_0003