覚えないといけないこと、って、何て多いんでしょう
子どもの頃は特に、生きていくための知識に加え、
人生を豊かにするための知識を与えようと
回りの大人はあれこれ要求します。
まだ脳の未発達の子どもにとったら、
豪雨のように降り注ぐ知識は、楽しくもあり、興味もあり、
反面、しんどいものだとも思います。
今現在の大人も、昔はみんな子どもだった
どの子にも言えることですが、一度覚えたものを
スコーン!と忘れてしまったり、どう考えても
思いつかないような答えや表現をしたりします。
私はこれを、記憶の箱の中に整理する作業、と呼んでいます。
一度覚えて箱の中にしまうのですが、さらなる未知の知識が
どんどん入ってくる。ピアノなんかはまさに、その連続。
しかも身体はって弾かないかん
せっかくしまったいくつもの箱の中身が、こぼれてそこら中に
巻き散らかされたイメージです。
でも大丈夫。
こんな風な混乱は当たり前だし、そのうち巻き散らかされた
知識も、またひとつずつ箱の中にしまわれて行きます。
そしたら、今度はもう散らかりません。
大人が、一度読んだ説明書がわからなくて、
もう一度読み返す・・あんな感じかなあ~?
だから、混乱してる時に、決して叱らないでください。
いっしょうけんめい掃除して片付けてる時に、
遅い!だの、下手だの、そのやり方は違う!だの言われたら
立ち直れない。。(;_;)
優しく・・穏やかに・・違うことを指摘してあげてくださいね。
根気よく
記憶の箱を整理する。
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