少し歌詞っぽい詩が書けるようになってきた
うらりんですが、詩にメロディをつけたり、
そのメロディに伴奏をつけたりするのは
まだまだ苦労をしているようです
でもコード進行ができあがっている曲には、
問題なくメロディをつけられるようになってきました。
インプットとアウトプットの作業をくり返す曲作りは、
やはり日頃の豊かな発想から生まれる気づきや、
いろんな曲を聴いたり弾いたり歌ったりして音を仕込むこと、
イメージする力、それを膨らませる力、基本の理論が必要です。
なんで?って思う気持ち、
私ならボクならこうするのに、って思う気持ち、
作り出そうとする心、
言葉でも音でも絵でも歌でも何でもいい、
感じたことを表現しようと試み苦しむこと、
そんな積み重ねの先に、生まれるものが作品だと思います。
さて、今日の宿題は、歌詞にメロディをつけてくることでした。
レッスン前のお昼ごろ、電話がかかってきました。
「先生あんな、どうやってもメロディが出てこんのんよ
どうやったら出てきますか?}
っちゅー質問
悩んでるのが伝わってくるんだけど、
かわいそうなんだけど、なかなか手ごわい質問。
お母さんに言わせると、それは質問じゃないらしい。
でもわかるなあ~この気持ち。
ただし電話では無理なので、夕方のレッスンの時に
いっしょにやろうねそれまでに、どうしてメロディが
出てこないのか理由を考えてみといて、
って伝えておきました。
「はーい」
かなりしょんぼりして電話を切ったうらりんでしたが
作曲の仕方は人それぞれです。
良い作品が生まれるのなら、極端な言い方すると
手段はなんでもいい。
ただし、今回のうらりんのようなケースに、
バッチリ合うメロディの付け方があります。
もし歌詞なら作れる、って人もマネしてみてね。
今、バラードに挑戦してるうらりんに尋ねました。
「この曲、うらりんが知ってる曲の中で、
どんな曲のイメージに仕上げたい?」
って聞くと、バラードをあまり聞かないうらりんでしたが、
「ビリージョエルのhonesty」と答えました。
Oh!なんて渋い。(笑)
昔歌ったことがあるらしい。
そのイメージする曲の、どの部分でもいいので、
自分の詞を入れて歌ってみるのです。
いわゆる替え歌です。
そして上手くはまったら、そのままではコピーに
なってしまうので、今度は少しずつ変化させていって
オリジナルに仕上げていくのです。
もちろん、これをやるためにはコツがあります。
少しずつメロとコードを変化させていく技が必要です。
でも、楽しい。(*^▽^)/★*☆♪
世の中の曲は、どの曲も何かの曲に似ています。
特にJ-POPは、欧米の曲のコピーがほとんどです。
なので、このメロディの作り方は正解なのです。
レッスンのあと、ママとおしゃべりをしてたのですが、
うらりんが帰ったあと、ひょっと机の上を見ると
置き手紙がありました。
自分が悩んで、学びたいことに、ひとつのヒントが得られた。
めっちゃうれしかったんでしょうね。
これがホントの学ぶことの楽しさなんでしょうね。
私は少し役に立てたことに、
先生をしててよかったと心から思いました。
私もうれしかった。
そして同時に、
まだまだ学び続けよう、がんばろうって思いました。
作曲レッスンの置き手紙
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