昨日は譜面を読むためのお話をしたので、
その流れで今日も譜面のお話。

楽譜の読めないピアノの先生??
そんな人、いるわけないじゃーん

とお思いでしょうが、いるんですね~
私がYAMAHA東京支店でお仕事をさせていただいてた時、
(古っ)
渋谷のLMセンターで、ロックキーボードを教えていらっしゃった
先生です。

今LMセンターは閉店になりましたが、当時、LMセンターと言えば
ロックやジャズ、ポップスの宝庫
今も第一線で活躍をされている先生方が、多く教えていらっしゃいました。

その頃、YAMAHA製品のキーボードのインストラクター兼
デモンストレーターをさせていただいてた私は、
さらなる楽器のいろいろな使い方と、即興性を学ぶため、
研修を受けていました。

そこで初めてお会いしたのが、楽譜の読めない音楽の先生(笑)

どんくらい譜面を理解していたのかは不明ですが、
よく、「この曲、楽譜見て弾いてくれ。」と頼まれました。
「ボクは読めません。」が口ぐせでしたが、
こよなく音楽を愛し、生きてること自体に勢いがあって、
私はこの方から、とても大きな影響を受けました。
今の音楽のスタイルも、あまり意識はしていませんが、
この方の影響もあるのかもしれません。

時には肩でシンセをかついで弾き、音楽はこうでなくては
いけない、という枠を遥か昔に超えてた方でした。

ただし、その腕はYAMAHA専属になるくらいなので、
一流中の一流で、一度ピアノを弾き始めたら
周りにいる人を全部巻き込んで陶酔させるような
華やかな演奏をされていました。

ロックキーボードの世界では、あまり楽譜は
必要なかったのかもしれませんが、
音楽理論(中でもコード進行、フレージング)は抜群で、
CDも出され、作曲もされていました。
19歳になるまでピアノは習ったことがない、という、
大人になってからプロを目指された方でした。

今も多くのお弟子さんといっしょに、活躍されています。


ほんま、世の中にはスゴい人がいっぱいいます。
自分の凡人さが辛いわ。。

世間は広い。
日本も広い。地球は大きい。

とても、なつかしいなつかしい思い出です。


ということで、楽譜の必要があまりないジャンルもある、
ということです。でも、努力なしのジャンルはないんだよね~
&、やっぱり楽譜が読めると何かと便利です。

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