ピアノ練習が好きで好きで・・って人います

別に特別なことでも何でもないですよね。
例えば私はお裁縫や運動が苦手なので、
これをやろうとする、もしくはやらなくてはいけない・・
となると、だいぶんストレスになります。
気、重いもん

みなさんの中で、スポーツが好きな人は
やってることが楽しくて仕方ない。
物作りでも、可愛いぬいぐるみやちょっとしたお洋服くらいなら、
ちゃちゃっと作ってしまう方いらっしゃいます。
私は同じ物作りでも、曲を作ります。
人それぞれです。
私の友人で、お料理が大好きな子がいますが、
子どもたちが大学に入った時に、
「お弁当作れなくなって寂しい・・」と言いました。

私は「やっほー弁当終わったーっ」と思ったので(笑、
好き、ってことは、なんにもストレスがかからないのです。
てゆーか、きっと感じないんでしょうね。

楽しいことは時間が速く経つ。


さて、ピアノも人それぞれです。
大人はクリアな意識と目的を持たれてレッスンを始めるので、
「あまり練習できていません。」ってことは稀です。

問題は、子どもにいかにストレスを感じさせないで
ピアノに向かえるようにするか?ですよね。

自分から習いたい!という子もいます。
ご両親が将来のために・・という子も。
楽譜が読めるようになりたい!という子もいます。

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子どもたちがストレスを感じないで、
なおかつ練習が楽しく、継続、集中してできるようになるために、
いちばん手っ取りばやいのは
「譜面を一日も早く読めるようにしてあげること」です。

譜面の読めるようになった子は、譜面どおりに弾くと
当たりまえだけど譜面通りの曲になるので、
とてもオモシロいと感じます。
自分の好きな曲を弾きたいと思うときも、
好きだから弾きたい⇒楽譜が読める⇒せっせと弾く
できた!弾けた!そして誉めてもらう!
お母さんも、ずっと横で練習を見てなくてもいいわけです。

このプラスの連鎖が、子どもにいい影響を
及ぼさないわけがない。


メロディアでもレッスン中に、
ドリルをやったりノートに書いたり、カードで覚えたりしますが、
それだけでは十分覚えられない子の方が多いです。

時間のある時に、いっしょに工作の時間ってことにして
音符カードを作ってみる。作ったのを冷蔵庫やトイレに貼る。

大きな紙にドレミの迷路を作ってみる。
迷路になってなくてもいいのです。
いっしょにその迷路で遊ぶ。

作ったカードをお茶碗の下に置いて、今日は何の音ご飯?
って聞いてみる。

ト音記号もヘ音記号も関係ありません。

作るのが面倒な時は、
楽譜売り場にカードを(1000円前後)売っています。

カードでトランプ、カルタ大会、音あてっこゲーム・・

etc・・・

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手段は選びません。

子どもはゲーム感覚にしてあげると、
とっても喜んで取り組みます。
勉強のように、わざわざ机でやる必要もない。
覚えられれば何でもいい。

ピアノは特殊な習い事。
せっかくやるのです。
楽に上手にしてあげたいですね。
小学校高学年には、エリーゼのためにを
弾かせてあげたい。


ピアノが弾けなくても生きていけます。

でも、ピアノが弾けるようになると、
イイコトが山のように降ってきます。

音楽のある所に人が集まり、友人が増え、
話題や関心が増えるので人生が豊かになり、
バンド組んだりセッションしたり、活躍の場は
格段に拡がります。

音楽は自分だけではなく、人も幸せにします。
誰かを幸せにすることは、自分もまた幸せになることです。


さ!あんまり先のことよりも、今!

誰もが出来ないことをやるのです。
楽にできるようになるわけがない。
努力あるのみです。