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おっとっ あんちゃんイキナリの変顔ですが・・

これには秘密があります。
∮メロディアに来てくれて1ヶ月目のあんちゃん。
めーっちゃ練習してきてくれて、私にものすごくほめられて
ごきげんさんでレッスンが終了したのです。
私もとてもうれしかったです

お母さん曰く、毎日15分ほど練習したそうです。
ご協力感謝します。
ちょびっと泣いてしまったそうです。
がんばったねー

たった15分?って思うかもしれませんが、
15分集中して、できないところを繰り返し練習すると
特に小さい子どもたちなら長く感じるものです。
根気よく・・の体験がまだ浅い子どもたちは、
泣いてしまうこともあります。
心の中からぐ~っって上がってくる熱い想いを感じながら
乗り越えていきます。みんな大きく成長していきます。

そして、このたった15分の毎日のくり返しが、
近い将来、素晴らしい結果を連れてくるのです。

同じ所をくり返して練習しているうちに、
ナントナク悲しくなってきます。
何回やっても弾けないので、じわ~って涙が出てきます。
くやしくて泣いてしまうときもあります。

少し話がそれますが、
私も子どもの頃は、よく涙涙の練習をしていました。
(お母ちゃんがコワかったっ(ノд・。) グスン
先生は優しかったけど
ピアノの横に立つ昔の母は、みんなコワかったっ(p_q*)シクシク)笑。
と、私の周りのピアノ弾きの方は、みなさん口をそろえておっしゃいます。

それも今となっては懐かしい思い出です。
あの母がいたから、今の私があると感謝しています。

だってピアノって難しいですもんね。
指の未発達な小さな子どもにとって、ピアノを正しい姿勢で
正しい指使いで正確に弾きこなすことは、至難の技です。
そのうえ、音楽理論を覚えなくちゃいけない。

ピアノが怪物くんに思えてきます。

でも、だからこそ、弾けたときの喜び、ほめられるうれしさ、
達成感、次の段階へとポジティブに向かう姿勢、
それは幼くても、誰よりも子どもたちがいちばん理解してくれています。

そのうち泣かなくなります。
心が強くなって、だんだんピアノと仲良しになっていくからです。

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さてあんちゃん。
右手練習は驚くほど進み、

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どんどんこなし、

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4分休符の「うん!」でこのリアクションになり笑

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音符学習も進みました。


レッスンでは、次に弾く曲の予習をします。
まず私が弾いて、音の名前で歌ったり片手で弾いたりして
曲の全体を理解します。


そしておうちで練習します。
みなさん根気よく、少しの時間でいいので毎日やってくださいね。
それ以外に上手くなる方法はありません。

そしたらレッスンの時に、自信満々でやって来れます。

ほめられます。
私も曲想の理解や技術的なことに踏み込んで教えられるので
さらに上達します。
コツコツ気長にやること、あきらめないこと、これにつきます。

そして何よりも、教えることともうひとつ、私の大切な役目。
それはピアノを含め、音楽を好きになってもらうこと。
いっぱい練習しよう!と思ってもらえるように導くこと。
少しずつでもレッスンを通し、集中できる時間を延ばしていくこと。
です。
お母さん方のご協力をいただきながら、これからも子どもたちにとっての
ベストな策を考えながら、がんばりたいと思っています。
どうかよろしくお願いします。


長いレッスン期間には、いろんな日常が訪れます。

そのときの子どもたちの様子や進度、成長段階で訪れる
いろんなことを考慮に入れて接していきます。
「あんまりがんばりすぎなくていいよ
お子さんによっては、そんな風に声をかけるときもあります。


私自身、いろんなことを経験しながら今につながっているからです。

ピアノとくっついたり離れたり・・そんなことを何回も何回もくり返しながら、
でも、今ごろになってやっと、すこ~し、ピアノとお互いいい関係を保てるだけの
インターバルが築けてきたかな?って感じています。


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