10分前後ひとつの作業に取り組めること

集中力を育てるには、静と動を交互に組み合わせた
短いアプローチから始めていきます。

例えば、机の上で音符を書く練習をしたら、
その次はピアノに向かう。今度は机に戻って来て色板で図形を作る。
次は歌を歌う。鈴でリズムをとる・・という風にです。
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最初は2~3分というときもありますが、5分、10分と、
だんだん活動を長くしていきます。

またお母さんからいろいろお聞きして、子どもたちの大好きなこと、
得意なことなども、活動に入れていきます。
そうすることで自信をつけ、安心して取り組める環境を作ってゆきます。

少しでもがんばれたらお~もいっきりほめます。
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教材は、東京の有名私立、国立小学校入学のものも
使用しています。

そして様子を見つつ、ピアノを弾くことに関する
様々な活動の時間を延ばしていきます。

こうして、ピアノにスムーズに移行できる知力をつけていきます。

個人差はありますが、3歳半くらいになると、
コミュニケーション能力が上がり、自分が何を期待されているのかが
理解できるようになってきます。
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1.2.3.4.・・とリズムをとるための数の認識、
ドレミと数字の読み書き、5線譜を認識するための観察力、比較、
一番上、下から2番目、などの複雑な言い回しによる言語力、
音や音符を覚えるための記憶力、曲を理解する基礎となる構成力、
など、こうしたことに音楽を通して取り組むことが、子どもたちの
知的能力、創造力と想像力を伸ばしていきます。

そしてそれは音楽を通してだと、楽しいので身につきやすいのです。




みなさん、ぜひ、早くから音楽にふれさせてあげてください。

日常はいろんな音楽であふれています。

聴くことはもちろん、階段を「いっち2、さん4・・」「いっち2、さん4・・」
は4拍子、いっしょに手をつないで歩きながら、1,2 1,2はマーチのリズム。
親子で座って手をつないで舟をこぎます。ギーコ、ギーコ。
歌を歌いながら舟をこぎます。
「〇〇ちゃ~んっ」少し節をつけて子どもの名前を呼んでみます。

そのあと、世界でいちばん大好きだよってゆってあげてくださいね

これは魔法の言葉です。
愛されていることがダイレクトに感じられる言葉の魔法。

私たち大人はもっともっと、子どもたちに良い言葉かけをしていかなくては
ならないのだと思います。

愛されている自信は、子どもたちにとって何よりの心強い味方となり、
いろんなことに積極的にトライできる子に育ってゆきます。